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転勤族との結婚に迷うとき考えるべきこと!後悔や離婚は回避できる!?

転勤
この記事は約15分で読めます。

私は現在転勤族の妻です。そして自身も元転勤族。子供のときも転勤族でした。

転勤族にはさまざまな問題が絡みますよね。転勤族ならではのお悩みについて、共有・解決に向けて記事を書いています。

今回は「転勤族との結婚に迷う」あなたへ向けた記事です。
※既に結婚していて「現在転勤の荒波に揉まれて離婚がちらつく」という方にもぜひ読んでいただきたいです

転勤族との結婚に迷うということは、あなたが今一生懸命自分の未来について考えていて、今その分かれ道に立っているということですね。

結婚、離婚は、人生においてとてつもなく大きな決断。「迷う」ということは、自分にとっての希望や不安、譲れない何かがちらつくからではないでしょうか。

転勤族との結婚は確かに少し特殊です。ただ、夫婦のあり方や環境は本当に千差万別。「転勤族」はあくまでもそのうちの一つの形にすぎません。

他に、介護、同居、死別、病気、不妊治療…。今はまだ見えていない、さまざまな未来があるかもしれないのです。

だからこそ、今一番大事なことは何かを考え、結婚前にやるべきことがあります。

結婚は重要な局面であるとともに、自分が新しい生き方の一歩を踏み出すステキな岐路です。一歩前へ進めますように…!

 

 

転勤族との結婚に迷うときは考えてすべきことがある!!

※本記事では結婚に悩む理由が【転勤族】という点について限定しています

別居婚や週末婚など、「結婚=同居」が当たり前ではなくなった現代においても、さまざまな観点から「転勤」は悩ましい事象です。

転勤族との結婚を迷うのは当然のこと。

楽観視せず、今立ち止まることはとても大事です。

迷うならば必ず一度立ち止まりましょう。そして、結婚前に「転勤族」と結婚することがどういうことなのか、しっかりと考えて、そしてすべきことがあります。

子供を作る予定はない、別居でOK、両親は既に他界、など、あらゆる要素がクリアになり、さらに2人がそれに納得していれば「転勤族」との結婚に支障はないでしょう。

別居婚を望む2人にとっては、転勤族はむしろもってこいの相手でもありますね。

ただ、あなたが今この記事を読んでいるということは、そういう暮らしを望むわけではなく、今後のあらゆる未来を思い描いているということですよね。

何段階かで考えるべきことがありますのでご説明していきます。

 

 

転勤族との結婚で考えるべきこと/第1フェーズ

いろいろと考える以前に、まずは、本当に彼(彼女)のことを愛していて、彼(彼女)と結婚したいか?が最も大事です。

それは当然でしょ!と思いましたか?

恐ろしいことを言います。転勤族との結婚を迷う時点で、もしかしたら「この人でなくてもいいかもしれない…」という可能性もあるのです。

よつば
よつば

…ホラーですか?(笑)いいえ、第一フェーズです。あくまでも確認です…!

ここでは、さまざまなことを抜きにして考えます。あなたは彼(彼女)を愛していますか?

もし、それでも先にモヤモヤと「仕事」や「家族」が出てきてしまうのなら、その結婚はナシです。

今の段階で「彼氏よりも他のことが大事」と思うなら、その人との結婚は考え直した方が良い、もしくは結婚するのは今ではない、ということです。

命よりも大事なものはない。と言いますが、一番は仕事でも趣味でもなく、あなた自身です。そして結婚とは、それと同じ存在がもう一人できるということです。

例えば仕事。仕事が私のすべてだ!という人もいるでしょう。もちろんそれを否定したいのではありません。ただし、それはあなたが存在してのこと。

結婚するのなら、あなたの人生に、あなた以外の「あなたが愛する人」がいたうえでの「仕事が私のすべて」でなければいけない。

どんなに「それ」が大事でも、この人がいての「それ(仕事)」、この人がいての「それ(子供)」、この人がいての「それ(家)」という構図になる。これが結婚の第一歩だと思うのです。

それが無理ならば結婚する必要はなくなります。

ちなみに例え利害が一致したとしても、(お互い仕事が大事、干渉しない、子供はいらない、など)それが一生続くとは限らないということは肝に銘じましょう。

どちらかが病気になって仕事ができなくなるかもしれない。どちらかが子供がほしくなるかもしれない。

何かが起きて世界が反転する可能性はないとは言い切れません。

よつば
よつば

だからこそ「その人」を愛しているかが大事なのです

どれも失いたくない、と思うかもしれませんが、「結婚」はそんな甘いものじゃありません。あなたが天涯孤独ではない限り、2人それぞれに家族がいて、想像を超えた関わりがでてきます。

その人を失うよりもその大事な「何か」を失う方が嫌。というのなら、目の前の人との結婚はあきらめるべきだと私は思います。

ただし、これはあくまでも他のことを抜きにして考えたときの、彼(彼女)への気持ち。もちろん、これで晴れて結婚は決まり!ではありません。

 

 

転勤族との結婚で考えるべきこと/第2フェーズ

第一フェーズで相手への気持ちがはっきりとしたら決まりではなく、次に考えるべきことがあります。

ここで初めて、自分が今後何を一番求めているかを考えます。

もっと分かりやすく言えば、何を一番手に入れたいか。何を失いたくないか?を考えます。今後自分の人生において何を思い描くか、です。

第一フェーズでこの人と結婚する!と決めたのだからもう迷いはない、のではないのです。ここからが非常に大事です。まだ結婚に進むべきではありません。

あなたは何を一番手に入れたいですか?

  • 今の仕事での出世やスキルアップ?
  • 子供を産むこと?
  • マイホームを持つこと?
  • 家族一緒に暮らすこと?
  • 実家の近くに住むこと? など

今後、一番手に入れたいもの、一番失いたくないものをしっかりと軸に持つ必要があります。そうすれば次にやるべきことが見えてきます。

夢はたくさん!というのももちろんいいのですが、転勤族と結婚するということは、ことはそうスムーズにいかないことがでてきます。これが事実です。

しかしながら、転勤族との結婚に限ってあきらめなくてはいけないことが多い、ということでは決してありません。

あくまでも、希望がスムーズにいかない【可能性はある】ということ。そしてそれは転勤族に限ったことではないということです。

そもそも、転勤族ではなかったらその後の人生スムーズにいく!と言い切れますか?

最初に申し上げたとおり、結婚にはさまざまなまだ見えぬ未来が待ち受けています。

よつば
よつば

人によっては「転勤族と結婚して失敗した」という人もいるでしょう。

でもそれってどんな理由でも一定数いるものです。転勤族に限ったことではありません。

 

 

転勤族との結婚で考えるべきこと/第3フェーズ

また、上記と同時にもしも「転勤」の辞令がきたときにどうするかを考えましょう。

今は転勤がないのでそのうち考えればいいか…というのは絶対に避けましょう!残念ながらきっとすぐにやってきます…。

結婚の前に、転勤のときにどうするのかは必ず考えておく必要があります。

よつば
よつば

ちなみに私はすでについて行くことを決めていました。

私の場合は、自身が子供のころも転勤族で帯同、単身赴任をどちらも経験したのですが、単身赴任のときにいざこざがあり(ご察しください…)、子供ながらにピリピリとした時代を経験しました。

そのこともあり、そして転勤に慣れている、ということもあって、まず当面は帯同、という形を決めていました。

まずは、自分の気持ちを考えましょう。

もちろん、そのときの状況によって判断は変わるかもしれません。だからといって適当に考えているとあとで後悔することになります。

あくまでも今の段階で結構ですので、どうすべきか考えます。

【もし転勤辞令が出たらあなたは、現段階ではどうするつもり?】

  • 絶対について行かない…と思う
  • 場所や場合によっては帯同してもよい…かもしれない など
単身赴任と帯同では、どちらにもメリットデメリットが存在します。
※最下部で転勤の記事がまとめて見られます

できれば具体的に考えることが望ましいですが、人生にはさまざまな背景が絡み合いますので、ざっくりとでもいいでしょう。

とりあえずはまだないから大丈夫、という考えは捨てましょう。結婚前に転勤になる可能性もあります。

昔から、「家を買ったら転勤」という言葉があります。転勤族あるあるです。そう、あるのです。たくさん事例を見てきました。

よつば
よつば

…ホラー第二弾ですか?いえ、多いんです本当に。

転勤は、特殊な場合を除き、基本急にやってきます。そう、いつだって急です。(転勤発令がある月は決まっている場合が多いです)

次では、帯同もしくは別居(単身赴任)によって、先ほど考えた絶対に譲れないあなたの希望が、この人と結婚して果たして実現可能であるか?をしっかりと考えていきましょう。

 

 

転勤族との結婚ですべきこと/第4フェーズ

ここまでで、自分の気持ちや今後のイメージがある程度持てたと思います。(本当に【ある程度】になると思いますがそれでOKです)次にやるべきことがあります。

ここが一番大切なフェーズとなります。それは、彼(彼女)とできる限りたくさん話し合うことです。

これは「結婚」です。自分一人のことではありません。

また、ここでは結論を出すことが重要なのではなく、結婚する相手と話し合いができるかがとても重要です。

できれば避けたい話し合いであることは重々分かりますが、ここは逃げずにお互いがどれだけ歩み寄って話ができるかがポイントです。

少し踏み込むだけでも、相手の考えを知ることができます。

よつば
よつば

転勤に限らず、話すと「…え?」と価値観の違いが分かることが…。

まずは相手が転勤となったとき、あなたが考えた「自分が今後失いたくない、手に入れたいもの」について、実現可能であるのかどうか。これが最も重要ですよね。

そして、転勤に帯同するのか単身赴任をするのかについても、2人の間できちんと話し合いをすることが大事です。

例えば、相手が「当たり前についてくるだろうと思っている」ことがわかったり、「転職も考えている」ことがわかったり。する可能性だってあるのです。

よつば
よつば

ほんの少し踏み込んで話をするだけでも、何かが見えます。

結婚前に絶対に知るべきです。

自分が絶対に今後失いたくないものについて、話をたくさんしてください。

できるできないはあくまでそのときの「可能性」でいいのです。たくさん話をすることで、だいぶ状況が変わってきます。

ここが一番大事なフェーズであるとともに、相手がどういう人かが嫌でも見えてきます。

自分の意見が変わることもあれば、その人との未来が考えられなくなることもあります。

ぐっと距離が近づくこともあれば、こんな人だったんだ…と距離を感じることもあり、正直、ここが正念場となるでしょう。

ただ、もし本当にお互いが愛し合う2人で歩み寄ることができれば、実は、未来の道は山ほどあるのです。

結婚前の話し合いは一番大事。ざっくりとしたものでもいいので結婚前に踏み込んで話をすることは避けてはいけません。

 

 

転勤族との結婚を後悔しないためには話し合いが大切

ここからは第4フェーズについて具体的にはどうしたらいいのか掘り下げていきます。

お互い譲れないものが相反するものであったとき、永遠に平行線?と思って絶望するかもしれませんが、まだ早いです。

人生ここから何十年。子供がもしできれば、その子供があなたのそばにいる間は約20年。定年後の生活約20年。(ざっくりです)家族が病気になったり介護が必要となったり。

よつば
よつば

今の状況だけで判断せずに、少しだけでも未来のさまざまな想像をしてみましょう

「転勤族」ということだけであなたが大好きなその人との結婚をあきらめると判断してしまうのは非常にもったいないのです。

最初に申し上げましたが、「転勤族」はあくまでもさまざまな家族の形の一つにすぎません。

ここで絶対に譲れないものが原因でその人と結婚しない選択をし、別の人と結ばれたとしましょう。しかしまた違う別の問題がでるかもしれないのです。

それがもっと最悪な事態になるかもしれません。もちろん、幸せな結末もあるかもしれません。

それだけ今後の人生、何が起きるかは誰にも分からないうえに「can」「can’t」のどちらか(=白か黒)ではないのです。その未来の道について少し見ていきましょう。

例えば、絶対に譲れない第一のものが「仕事」であるというあなた。
今の仕事での出世やスキルアップが何を差し置いてもあなたの人生に必要であればそれは実現可能です。あきらめる必要はありません。
ただし話し合いが絶対的に必要です。

  • 相手が転勤となったとき自分の会社は同じところに転勤できる可能性はあるのか?
  • できなければその先はずっと単身赴任となり、別居が基本となる?帯同できることがそのうちあるかもしれないのか?
  • リモートワークの可否やフリーランスという選択肢はこの先全くない?
  • 相手が転職するという選択肢もあるがどう思っているのか? など。
例えば、絶対に譲れない第一のことが「子供を産むこと」であるというあなた。
これはそもそも「希望」だけではどうにもならないことがあることを念頭に置かないといけません。
ちなみに順調に子供ができ、その前後で転勤になったとしてもとくに問題はありません。子連れでも転勤は可能です。(大変は大変ですが…!)
子供がいての転勤は別の記事にありますのでぜひ見てくださいね。
基本的に、帯同すれば「子供を産むこと」自体の可能性は他の人と同じです。(出産は何があるかわかりませんので一時的に離れて過ごす可能性はあるかもしれません)ただし、もしもあなたがこれ以外にも捨てられない何かがあるとき。例えば仕事をあきらめきれないなどの理由で転勤に帯同しない、という選択をしたとき、それが叶うかは自分次第です。

  • 離れて住むことで子供ができる確率は格段に低くなることは確か。ただ、単身赴任でもそれが絶対に叶わないということもない
  • もしも不妊だったら?正直、一緒に住まないという時点で不妊治療は厳しいものとなると認識した方がいいと思う
  • 【子供を授かること、子供を無事に産むことは奇跡である】ということを忘れてはいけません
例えば絶対に譲れない第一のことが「実家の近くに住むこと」であるというあなた。

もはやこれは考える間もなく、相手に絶対的に折れてもらう、理解してもらう、しか道はないかもしれません。ただ、ずっと本当に近くに住む必要があるのか、あなたもまた考えてください。

  • 1回目の転勤があるまで。子供ができたら。何年後から。何年まで。など、自分自身も譲歩することは本当にできないのか?
  • 転勤があったら単身赴任をしてもらうことはOKか?
  • ただし、勤務先によっては定年するまでずっと転勤するかもしれません。その可能性は高いと思って慎重に話し合いをしましょう
  • 相手に転職してもらうことは可能?

これらが話し合いをしても平行線のままであれば、結婚はやめた方がいいでしょう。

「もしも」は全て可能性としてあると思ってしっかりと話し合いをした方がいいです。

話し合いにならない、話し合いが進まないままでの結婚は絶対にしない方がいいです。

話し合いをすることで、自分の希望も変わるかもしれません。たくさん、話をしましょう。

結婚相手と話がきちんとできるのなら、お互いが歩み寄ることも大事です。

また、当たり前ですが、相手の「絶対に譲れない希望」も出してもらって話し合うのが筋です。

そして、これも非常に大切ですが、例え未来でその意見が変わることがあっても仕方がない、とも覚悟した方がいいでしょう。これは誰と結婚しても同じです。

また、もし「婚前契約書」などを作成したとしても、それでも「離婚」はできます。

全てが自分の思い描いた通りにいくかは分かりません。それも覚悟しましょう。

 

 

転勤族との結婚をしたものの離婚がちらつくとき!!

転勤族の人と結婚したものの、現在後悔しているという人もいるでしょう。

転勤族との結婚は思った以上に制約があることは確かです。

ただし人の価値観は人それぞれ。そして、「転勤族」というものはさまざまな家族の形の一つにしかすぎません。

「転勤族」だから無理。ということの大半は、正直なんとでもなります。

「転勤族」であることが直接の原因ではなく、その延長にある何かが原因となっているはずです。まずはそれをどう解決できるか、考えてみてください。

最初にも申し上げましたが、今後、介護、同居、死別、病気、不妊…どんな未来があなたを待っているかわかりません。

今の状態があなたにとって一番のどん底かもしれないし、そうではないかもしれない。

本当に今あなたにできることはないのか?考えてみてはどうでしょうか。

私は子供のころから転勤族の家族として生きてきて、自身も転勤族で転勤を経験し、現在は転勤族の妻です。

私も、「家族が、夫が、転勤族ではなかったら…?」と思うことが何度かありました。

転勤の度に思うところはあり、思春期のころは感傷に浸ることもありました。

一方で、緊張感の抑え方のマスターや冷静沈着で動じない性格など、得たものもありました。

よつば
よつば

頻繁な引っ越しではなかったのも幸いしています。

それでも、今となってはそれなりに楽しい人生だったなと思います。(まだまだ先は長いですが…笑)ただし、それは自分の環境が恵まれていたにすぎないことだとも思っています。

「離婚」は「結婚」以上に大変です。これまで築いてきた「家族」を解散するわけですから。

「転勤族だから無理。ということの大半はどうにかなる」とお伝えしましたが、一問一答で答えたいくらい。それぞれにさまざまな道が存在しています。

※もちろん、すべての、そしてあなただけの【望み】を叶えることは難しいことは分かってください。これは一般論としても同じです。

だからこそ、もしも本当に「転勤族」という理由だけで「離婚したい」と思うのなら、あきらめてほしくないです。

ただし、「転勤族」であることがゆえに見えてきた相手の何か許せないものがあるのなら、話は別です。

離婚したい、と思ったのならば、「転勤族だから」という背景はいったん捨てて考えてください。そして決して後悔のないように。

それでもその「原因」がクリアにならないのであれば、しっかりと話し合いをしてください。それでもダメならばその道は後悔しない道となるはずです。

最後にもう一度言いますね。「転勤族」だから無理。ということの大半は正直、なんとでもなります。

 

 

まとめ

  • 転勤族との結婚に迷うときは、一度立ち止まって考える必要がある
  • 転勤族と結婚する前に考えるべきことがあり、やるべきことがある
  • 転勤族との結婚を考えるときに、今後自分が何を失いたくないか、やりたいこと、を考える必要がある
  • 転勤族との結婚に迷うときは、しっかりとして話し合いが必要。転勤があったときにどうするのか、後回しにせずにしっかりと話をしておくことが重要
  • 転勤族と結婚したものの離婚がちらつくときは、自分に何ができるか考える
  • 転勤族と結婚したことであきらめなくてはいけないことが全くないとは言わないが、悩むことの大半はなんとでもなる!!

転勤族との結婚を迷うことは当然のこと。ただ、もしその人を本当に愛しているのなら、「転勤族だから」という理由だけであきらめることはありません。

ただし、譲れないあなたの今後の希望が何であるか、それが実現できるかは、結婚前に考えて話し合いをする必要があります。

悩むあなたの今後がステキな道でありますように!

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