私は転勤族の妻たちの一人。今回は、転勤に限らず、子供がいる場合の引っ越しについてお話します。
子供が生まれてからの引っ越しはとても大変。
今回は、未就学児を連れた引っ越しの、保育園・幼稚園の転園にまつわるお話です。
引っ越しで転園となると考えるのが、お礼の品としてのプレゼントや挨拶。ばたばたしていて忙しい中でも、考えなくてはいけない事柄です。
転園時に渡すお別れのプレゼント。そもそもあげるべき?渡さないという選択はあり?渡すのは先生やクラスのお友達、仲の良いお友達?と考えることはたくさん。
常識や正解はありませんが、転園時、さまざまなパターンで先生方やお友達へプレゼントを渡すケースが多いです。
ただし絶対に渡すべきというわけではありません。また、園自体がそういったプレゼント類全般を禁止としているところも。
他にも注意すべき点がありますので、詳しく解説します。
人気のプレゼントや100均を駆使したテクニックなど、おすすめプレゼントもご紹介!
転園時にプレゼントは先生に渡すべき!?園児へは?
初めての幼稚園や保育園は、子供にとってだけではなく、「お母さん」にとっても、これまでの出会いとはまた違った新たな世界ですよね。
「全ての持ち物に名前を書いてください」という、当たり前のようでこれまでの当たり前ではなかった洗礼を筆頭に、初めて知ることが多い毎日。
特に未就学児(小学校に入る前まで)は親が介入しなければならないことがまぁ多い!
先生と「今日○○くんと喧嘩してしまって」「今日は寂しかったのか泣いてしまって」「今日はごきげんでした!」など、あーだこーだと毎日やり取りがあるのも園児ならでは。
園は、一番手のかかるときに過ごす時間が一番長い場所でもあります。
お世話になった先生やお友達には、これまでの御礼の気持ちとともにプレゼントをお渡しすることをおすすめします。
これまで私が見てきた園生活の中でも、8割くらいの方が何かしらのプレゼントを渡されていたような気がします。
もちろん、なかった方もいらっしゃいました。短期間の在籍である、または挨拶もままならないくらいの風のごとく急ぐ事情がある方くらいだったように記憶しています。
この例外から言えることですが、付き合いがあまりなかったりそういったことがストレスだったりする場合は、用意がなくても問題ありません!
決して常識ではないのです。正直、当たり前ですが「何もなかった!」と怒るような方もいらっしゃいませんし、プレゼントを待ち構えている方もいらっしゃいません。
昼ドラのごとくカースト頂点ママがいるならなんともいえません…。
が、去る側ですのでさほど影響はないかと思います。
あくまでも自由であることが前提ですが、苦ではなく悩むのであれば、ぜひお渡ししてはどうでしょうか。
さまざまなパターンがあるかと思いますが、例をのせておきます。
ちなみに、「子供が書いたお手紙」というプライスレスなものもステキです。
プレゼントを渡すパターン例
- パターン① 園に1つ、担任の先生に1つ、クラス全員1人1人に
- パターン② 担任の先生に1つ、クラス全員1人1人に
- パターン③ 園に1つ、クラス全員1人1人に
- パターン④ 園に1つ、仲の良かった友人数人に
- パターン⑤ クラス全員に子供が書いたお手紙(プレゼントはなし)
- パターン⑥ クラスに(絵本やおもちゃなど)
- パターン⑦ 園に1つだけ など
先生に関しては、園に1つの場合は3000~5000円ほどの、個包装の菓子が入ったものが無難です。安価すぎず高価すぎず、が目安です。
できれば人数分あれば望ましいですが、マンモス園であれば先生の人数(+補助の方なども考えると)も大人数になり、限りがありませんのでそこはあまり考えすぎず。
余裕があれば人数分あればもちろん良いですが、人数分なくても全く問題ありません。
「少しですが…お世話になりました」と言ってお渡ししましょう。
園児に関しては詳しく後述しています。
例えばパターン⑤のお手紙ですが、お手紙と言っても一言「またあそぼうね」「ありがとう」などと一言メモのような形であれば、全員でもそう時間はかかりません。
シールやかわいくデコレーションすればそれはもう立派なプレゼントになります♪
「正直少し面倒くさい…」「そんな時間がないので困る」と少しよぎったあなた。
私もです(笑)
こういったプレゼントを用意するのは、得意不得意がありますよね。私はなかなかの無精です。
ただ、子供ができてからは少しだけやる気が出るようになりました。子供のために!と不思議ですが思うのです。本当に少しだけ、気が向けばですよ(笑)
また、予算も気になるところではありませんか。転勤だと会社が引っ越し費用や補助金がでますが、それ以上にお金がいろいろとかかるもの。
特に私のような転勤族の場合、毎回悩むのではなく、「転園のときはコレ」と決めておけば、少しは気が楽になるかもしれません。
次項からは、園児を対象に、具体的にどういったプレゼントがおすすめなのかご説明していきます。
転園時のプレゼントは歯ブラシなどの日用品がおすすめ
具体的にどういったものが良いのか、定番などはあるのか、ご説明していきます。
これまでに頂いたお品や、これまでの経験と転勤族の方の統計を見ると、「生活必需品」「日用品」「園グッズ」などがおすすめです。
おすすめのプレゼント内容
【日用品】
- ミニタオル
- ハンカチ
- 鉛筆
- 消しゴム
- 歯ブラシ
- ヘアゴム(女子)
【クラス全体に】
- 絵本(クラスに絵本を何冊か)
- おもちゃ(クラスにみんなで遊べるおもちゃを)
【プライスレス】
- 子供直筆お手紙(プライスレス!)
子供が使うべき日用品がとても多いです。消耗品はとても助かります。まさに、使うべきものであれば皆さん喜ばれること間違いなしです!
タオルは、「全員違う柄」というプレゼントを頂いたことも。(すごい!)
余裕がないとなかなかできないことですが、全て違う柄は至難の業ですので、何種類かにわけてみたり、男女で分けたりしてみてもいいですね。
また、全員には少し手が回らない…というときにおすすめなのが、クラスに(もしくは園に)絵本を1冊~2冊プレゼントをするというものです。
絵本はいくつあってもいいものです。園としても園児としても喜ばれます。(園に要確認!)
一方で避けるべきプレゼントというものがありますのでご説明します。
周知されているもの以外にもアレルギーが隠れている可能性もありますので、食品全般はNGです。
また、手作りの品も、衛生的に(ペットやたばこなどの影響など)避けた方が無難です。
子供が作成した折り紙やお手紙などは作成場所などを配慮したうえでもちろんOKです!
転園時のプレゼントは100均や通販サイトで!!
せっかくなので喜んでもらうプレゼントがよい、と思う一方で、クラス全員に渡す選択をした場合、「え…一体いくらかかるの…?」と少し悩んでしまいます。
できれば費用を抑えたい、もちろん見栄えは大事。となるのは当然です。
クラス全員の場合、園児1人当たりのプレゼントの値段は200円~500円ほどが理想です。少なくとも包装を含め最低200円程はほしいところ。
経済的に厳しい、買い物になかなか行けない、ということであれば、先述していますが「お手紙」でもステキ。お金をかければいいというわけではありません。
手紙は子供に多少の負担はありますが、字が書ける年齢で喜んでできるようであればとてもおすすめですよ。
以前お友達がお手紙を配って転園していきましたが、我が子はとても喜んでいました。
転園時のプレゼントは100均で用意できる!
子供への少額のプレゼント!となって頭に浮かぶ第一選択が「100均」です。
実は、転園時のプレゼントは100均でも十分に用意が可能です!
今や100均は私たちの生活になくてはならないもの。近年はそのクオリティも上がっていて品数も本当に豊富です。
何か買うべきものが見つかったとき、最初にあるかチェックするのが100均、というほどあらゆるものが売っています。
(たまに実は100円以下であるものも、気づかず100均で購入してしまう失態をしてしまうのはあるある…!)
例えば最低ライン200円でも素敵なラッピングで工夫をすれば、とても見栄えよく見えるものを用意することができます♪
一方であまり高価なものであると、お返ししなくてもいい?ともらう方に悩ませてしまう場合もあります。
相手に気持ちの負担をかけずに。
でももらうと少し嬉しい。そんなプレゼントが適しています。
100均には、園児に大人気のキャラクター類の商品が多数ありますし、おもちゃや文房具なども本当に豊富です。
特に鉛筆や消しゴム、ハンカチやはぶらしなどの消耗品、折り紙や自由帳などはいくつあっても嬉しいもの。
自分で包装をしなくてはいけませんが、包装紙や透明小分け袋、シールなど全て100均で揃えることができます。
余裕がある人や包装することが苦ではない場合にはおすすめです。
アレンジによっては見た目がお値段以上のクオリティになって、喜ばれること間違いなし!
転園時のプレゼントは通販サイトでも購入可能!おすすめはこちら
正直1つ1つ用意するのは時間がない、苦手、時間がない…という場合には、ネット通販を利用するのもおすすめです。
「1人当たり〇〇〇円で個包装になっていて30個入り」など、まさにうってつけの商品がたくさんあります。
結婚式のお見送りでプチギフトをプレゼントをあげたこと、またはもらったことはありませんか?
子供用も実はあります。これが結構お得なものも!1つあたり約100円~探すと結構ありますよ。
おすすめ品たちはこちら。注意すべきは、自分よがりではなく、園児が喜びそうなもの!
これが自分で探すとなかなかの時間がかかるので、ぜひ、ご参考にされてくださいね。
園に。個人的に仲が良かった子に。いろいろと使えます。
さまざまな使い道ができて、配達してくれる通販は、忙しいときにぴったりですね。
クラスの園児それぞれの名前入り(名入れしてもらえる商品に)という案もありますが、時間と費用と余裕がある方は…、という感じですね。私はいたしません(笑)
ただ、名前を間違えたらそれこそ失礼なので、仕事ばりに大変になることは否めません。
発注するときは2重チェック…!
園にものすごく思い入れがあり、お母さんも含めてクラスみんなとのつながりがとても強い!というようなときにはおすすめですね。
特別高価なものを選ばなければ、正直100均で用意しても通販で用意をしても、全てにかかる費用はさほど変わらない気がします。
私の場合、そのときに通販でいいのがなければ自分で100均で用意する!というコースを選択します。
転園時にプレゼントを渡さないという選択
転勤族仲間の話やこれまで私が見てきた転園する方の統計的に言えば、大体の方が何かしらのプレゼントを渡しています。
しかしながら、プレゼントを渡さないという選択も当然ながらアリなのです。
最初の方にも記述していますが、転園時のプレゼントは、常識や正解はなく、基本的には個人の判断です。
何を隠そう、私は最初の転勤の転園時には、先生&クラス全員にプレゼントを渡していません…!
理由は単純です…園生活1年目で無知だったからにほかなりません。
無知ってこわいけれど
知らなかったで済ませられます(笑)
そりゃ周りに転園する人がいなくて初めての頃なら知る由もありません。
そしてとにかく初めての転園にあたふたしていて、新しい園に入れるか?手続きは?の方に重点を置かざるを得なかったというものありますね。
特別仲の良かったお友達にはプレゼントをあげました。1,000円くらいだったような気がします。
当時渡さないという選択をした(正確には渡す術を知らなかった!)ことについて、1年だけの在園ということもあってか、いろいろと知った今となっても、そう気にはならないです。
関わり次第で自分の気持ちも変わってくるはずですので、そのときそのときの状況で判断しましょう。
プレゼント自体にはさほど意味はなく、気持ちがこもっていれば挨拶だけでもいいと思います。
また、子供の気持ちも尊重してあげましょう。子供が園に慣れてくるころだと、子供が自ら「何かプレゼントがしたい」と言うかもしれません。
一緒にプレゼントを考えることは、「転勤」ということの意味も知ることができ、その地を離れる不安が少し減るということにもつながります。
お世話になった人との別れ、新しい出会い、その関わり。それを考える良い時間になるのではないかなと思っています。
園に通い始めると一気に地域社会へ踏み込むことになり、引っ越し先が子供が通う園やその先の小学校を見据えて探す必要性がでてきます。
そして、入園先を見つけるという新たな作業が増え、挨拶やプレゼントといったやり取りがでてきます。
考えることが多いですが、大体の流れや品、もしくは渡さない、などと決めておけば、いざというときに慌てなくて済みますよ。
親が介入する送別品は園児まで。
小学生からはまた違った世界が広がっています。もういいや~と思えばそれもよし。
これで終わりだし、せっかくだからやろうと思えばそれも楽しいものです。
まとめ
- 転園時に先生やクラスの園児にプレゼントをあげるケースは多い
- 手のかかる時期、長い時間を共有した先生やお友達がいれば、ぜひ心のこもった御礼を(御礼を伝えるだけでも十分です)
- 転園時にあげるプレゼントを誰に渡すべきかのパターンはいくつもある
- 転園時に渡すプレゼントは100均でも調達可能!通販は個包装もされていてとてもおすすめ!
- 転園時にプレゼントを渡さないという選択もあり(園でプレゼント全般禁止しているところがあるので要確認)
未就学時代は一番手のかかる時期ですよね。在園期間にもよりますが、そのときに時間を共有した先生やお友達は、子供にとってもとても大切な存在だったはずです。
子供と話し合っていろいろと用意する時間もまた意味のある時間になると思います。
プレゼントを渡したり、御礼を言ったり、無理のない範囲で、できる範囲で御礼を伝えられたらいいですね。
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