私は転勤族の妻たちの一人。転勤族にはさまざまな問題が絡みますよね。
転勤族ならではのお悩みについて、共有・解決に向けて記事を書いています。
「転勤」の意図は会社によって細かくは違いますが、企業として、仕事をする個人として、さまざまな観点でメリットが生まれる(と考えられている)からこそ存在しているもの。
ただ、「妻」や「家族」という立場では「転勤?了解です」と、そう簡単にはいきません。
転勤族妻の生き方を考えるときに大事なことは、「まずは自分がどうしたいか」の軸をはっきりさせることだと思っています。
夫は?子供は?ももちろん考えるべきですが、それはあなたのしたい生き方が決まってから。
転勤についていく(帯同)場合や単身赴任のメリットデメリットもご紹介。
ついていきたくない!ついていく!いろいろな感情をまとめましょう。
現在の選択に孤独や辛い気持ちを持ってしまっているあなたにも読んで頂きたいです。
せっかくの人生、楽しみましょう。ヒントはココに!
転勤族妻の生き方!!転勤についていく?ついていきたくない?
転勤族の妻になったあなた(もしくはこれからなるかもしれないあなた)は、今どうやって生きるべきか悩んでいませんか。
転勤についていくべきなのかついていかないべきなのか?
転勤についていきたいのかついていきたくないのか?
妻として?女性として?パートナーとして?母として?
「生き方」と書くと大げさかもしれませんが、選択に迫られるもしくは迫るべきときがありますよね。
実は、転勤族妻の生き方を決めることは、そう難しいことではありません。難しく考えてしまうと前へ進めません。
私も、最初は多くのことを考えすぎてだいぶ混乱しました。
仕事や妊娠のタイミングやついていく?など、考えることがたくさんありすぎてどうしたらいいのかわからない…と感じていました。
転勤族妻としての生き方を決めるときに大事なのは、軸を持つこと。それは「自分」がどうしたいかということです。
いつの頃からか、「転勤族の妻」「転妻」という言葉が出てきました。
「転妻」は個人的にはあまり好きではない言い方なので(転妻でないとそもそも知らないという話…)「転勤族妻たちの一人」として表現しています。
実際にめずらしい話ではなく、大勢いますしね。
現代では、「転勤族の夫」がいてもおかしくありません。もしくはどちらのも転勤族というパワフル家族もいるでしょう。
「転勤」自体は先にお話させて頂いたように、企業として、一個人として、能力・価値向上に役立つメリットが多いものです。(何か問題を起こしてとばされるケースは除きます ひー!)
転勤は、大手企業を始め、多くの企業が取り入れています。
ただ、能力向上!給料UP!と第一線で働く人にメリットがある一方で、その瞬間、転勤族の妻たちには、どう動くか、それ以降の生き方について選択が迫られます。
転勤は嫌!家族としての結論、「転勤を断る!」という選択もまたあるでしょう。
転勤を断るときの課題や対策はこちらの記事も参考にどうぞ。
転勤族妻のさまざまな交流もあるようですが、転勤族妻の生き方はまさにさまざま。これをするといい。という答えはもちろんありません。
転勤族妻としての生き方を決めるときに大事なのは、「自分」がこうしたい!という1つの譲れない軸を作ることです。
自分の決めた道と、「夫の性格を考えて」「子供の教育を考えて」「自分の仕事」、それらを照らし合わせて総合的に決めましょう。
転勤についていきたくない、転勤についていきたい、それぞれの想いがあって当然です。
「夫が言うので」「子供が言うので」「親が言うので」と決めてしまうと必ず後悔します。
自分が譲れない一番大事な軸は何?
- ただただ転勤についていきたくない
- 夫(パートナー)と絶対に離れたくない
- 辞めたくない自分の仕事は今の場所でしかできない
- 子供を産みたい
- 子供の将来が一番大事
- 実家の近くから離れたくない
なんでもいいのです。ワガママでも他人から何を言われても、まずは「自分がどうしたいか」の軸を持ちましょう。
そこは決してぶれないようにして、その軸を守りながら他をどうすれば最適案となり得るのかを、あとから決めていきます。
ちなみに、夫婦(パートナー)仲については、転勤についていくにしろ離れて暮らすにしろ、【その結末はその人による】と私は考えています。
転勤で離れて自由になったので別の相手を見つけてしまう場合もあれば、毎日一緒に暮らすことで嫌なところが見えてしまい別の相手を見つけてしまう場合もあり。
そこに差はないのでは?と思っています。
「魔が差す」人は、どんな状況でも魔が差します。心が離れてしまうのは一緒に暮らしていないから、というのは安易な考えです。
その不安は一緒にいるかいないかではなく、そもそもの関係にあるのではないかなと思います。
もちろん、離れるとだめ、一緒にいれたら大丈夫、など本人たちの性格にもよりますが、それはもう…どうしようもないですね(笑)その話はまたいつか。
転勤族の妻に向いてる人は?メリットデメリットとは
転勤族の妻に私は向いてるのかどうか?正直分からないということもありますよね。
私は今のところ、転勤族の妻に「向いてる」と考えていますが、
これもまた環境とタイミングで変わることも…
もちろん、転勤族の妻に向いてる向いてないの結論を判断をするものではなく、これからの生き方を決めるヒントになるものです。
軸を決めるときに、まずは転勤に帯同した場合、単身赴任の場合と、それぞれで起こり得る状況のメリットデメリットを考えましょう。
一見すると、メリットデメリットは反対の内容になるのでは、と思うかもしれません。
しかし、それぞれの場合でメリットデメリットを忠実に分けて書いていくと、少しずつ違いが見えてきます。
ご自身の軸を決めるために、タイトルから見てもいいですし、箇条書きで自分が絶対コレ無理、というところから見てもOKです。
全てをクリアにすることは残念ながらできませんが、ご自身が我慢なりフォローなりできるところは消去していくこともできますね。
迷っている場合、転勤族の妻に向いてるか、帯同できる?単身赴任?の選択ヒントが見えるかもしれません。
転勤に帯同する場合のメリットデメリット
まずは、夫(パートナー)の転勤についていく(=「帯同」と表現させて頂きます)場合の状況で起こり得るメリットデメリットをご紹介します。
転勤帯同を選択するメリット
- 自腹を切らずにさまざまな場所に住める(なかなかできない)
- 全国各地に知り合いができてネットワークを広げられる
- 人間関係のリセットが定期的にできる
(変なしがらみやどこにでも転がっている人間関係プチストレスから逃れられる)
転勤帯同を選択するデメリット
- 第一線で働くキャリア女性であり続けるには、少しの勇気とお金と技術と根気が必要かも(やれないことは決してない)
- 人間関係を都度一から作らないといけない
- 引っ越しに関連する体力的・精神的な問題(諸々手続き・荷造り)に多々直面し、天を仰ぎたくなる
転勤で単身赴任となる場合のメリットデメリット
次に、夫(パートナー)の転勤にはついて行かず、単身赴任をしてもらい、別居する場合の状況で起こるメリットデメリットをご紹介します。
転勤で単身赴任を選択するメリット
- 夫がいないので(見ていないので)それはそれは家事を適当にできるというパラダイス
- 1人減ることのお家の解放感
- 妻は仕事を続けられる(定職につける)
- 子供がいる場合は転校におけるストレスがなくなる
転勤で単身赴任を選択するデメリット
- 転勤者にはある程度の補助が出るものの、2重生活には確実にお金がかかる(一番のデメリット)
- 離れて暮らすので、それなりの距離感が生まれることは否めない
- いざというときに(行事や保安要員など)男手がないこと
- 子供がいる家庭は、妻は完全にワンオペフィーバー
どちらが性格に合っていますか?
分からない場合はまずはどちらかを選択して「やってみる」ことです。
転勤族の妻が孤独や辛いと感じるあなたへ
転勤に帯同する場合も、単身赴任をしてもらう場合も、これまでのあなたをとりまく状況は変わることになります。
当然、転勤族の妻としての孤独を感じたり、辛いと感じたりすることがあるでしょう。
まずは、自分に無理を強いることはしない、ということです。
あなたが選択したことの結果にはメリットデメリット両方が存在していて、それはどこにいてもどんな仕事をしていても、人が生きるうえで必ずあるもの。
人生を進めていくと、成長とともに人や場所の環境は必ず変わっていくわけで、自分自身の価値観や体力や見た目やさまざまなものに変化があります。
人生は選択の連続。行動しなかった後悔は、行動した末の後悔を勝るとも言われます。
ちなみに、この「行動」というのは「自分が決める軸」のこと。極論を言えば何もしないというのもまた行動の一つです。
これから決めるあなたも、決めて一歩踏み出すあなたも、孤独や辛いと感じているあなたも、あなたがどうしたい、という「軸」をしっかりと持ちましょう。
その選択は、タイミングによってはストレスにもなれば好機にもなります。結局は、転勤?転勤族妻?どうのこのではないと思うのです。
女性は特に、1人で生きる、パートナーができる、妻になる、母になるなど、ただでさえ、とにかく変化はつきないです。
ずーっと同じ場所で同じことをする。これって逆に稀ではありませんか?
自分の意思を持つこと、柔軟であること、楽観的な視点をもつことは大事なのではないかなと思います。
つい、できないことへの文句をいってしまいがちですがみな不満は日々持っているもの。
私も毎日毎日文句だらけ…(笑)ただ、後悔はしないと決めています。
間違ったら別の方法を見つけたらいいのです。人生の選択をどんどんしていきましょう。
選択するうえでついてくる心配性や悲観的な視点があることはとてもいいことで、それもまた必要だと思います。(逆に少しもないと失敗することもありますね…!)
大いに悩み、転勤族妻としての「軸」を決めてくださいね。
そんな私は、2024年現在転勤帯同組です。ただ今後はどうなるか分かりません。
そして、孤独を一度も感じなかった、辛いと感じなかったと言えばウソになります。
そんな時期ももちろんありました。でも、それは当たり前だと思っています。
ちなみに、転勤の妻として立ちはだかる問題の一つに「友達ができない」問題があります。
そんなこと別に…という場合はスルーしてください。もし気になる方はこちらもどうぞ。
どんな状況でも時は進む。自分が次にどう選択してどう判断するかです!
まとめ
- 転勤族妻の生き方を決めるのはそう難しくない
- 転勤族妻(パートナー)としての生き方を決めるのは自分がどうしたいかの軸を決めること
- 転勤についていく(帯同)か単身赴任かはそれぞれにメリットデメリットが存在する
- 転勤族妻として、「孤独」「辛い」と感じているあなたは、自分に無理を強いることはしないこと
- 転勤族妻の生き方に正解はない、当然不正解もない
転勤族妻の生き方について考えるときは「軸」を決めますが、それは自分の譲れないワガママでいいと思うのです。
それが結果につながるわけではなく、選択した先の生き方や過ごし方、向き合い方で人生の流れは変えることができます。
大いに悩んで転勤族妻を楽しみましょう♪
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